体験談『3年前に中度自閉症で話すことができなかった息子が、現在、IQ80まで改善しました』(2/2)
児童相談所検査が出るまでの報告書(2/2)
平成20年3月13日(木)
2.平成20年(7歳)3月11日(火)13時~15時30分 県教育センター児童相談所にて障害者再判定の為の知能検査及び その他の検査が行われた。#13時~14時30分
息子と検査官の二人で知能検査、生活能力検
が行われた。その際、息子は休憩なしで着席し、
楽しそうに受験していたと検査官より報告を受けた。#14時30分~15時
・父と検査官の面談。この間は、別室で1人で
待つように言われ、その指示に従った。
・面談の中で具体的に数値の説明を受けた。
・以下受けた説明
[検査方式非公表]
IQは16歳以上は100が標準
15歳以下は70が標準
自閉症基準IQ(15歳以下)
0~29 最重度
30~39 重度
40~49 中度
50~59 軽度
60~69 所見なし
※TK式検査とは異なる発達障害の度合いを
確認する知能検査
・息子はIQ80ということで、障害は非該当と
言われた。
・その他の生活能力検査の約200項目について
は半分以上が基準値100を越えるものであった。
#15時~15時30分
精神科医、息子、父の三者面談。
・精神科医の問いに全て息子が答える。
・名前、年齢、所属、趣味、友人関係、好きなこと、
ごっこ遊びの内容等。
【実際に答えたこと】
「将来は警察官になって人の為に働きたい。」
「僕には友達が5人います。」
「僕は自転車に乗るのが得意です。10秒間
止まっていられます。」
「ドライバーで玩具を分解できます。
元にもどせます。」
「消防士や科学者にもなってみたい。」
「自動車に書いてある英語が読めます。」
「on time は定刻予定のことです。」
「鋏を使って自動車の広告を切り抜きます。」
「学校はとても楽しいです。」
「Hi先生、S先生、O先生、Ho先生、M先生
(小学校)が好きです。
青島先生、岩園先生(横浜の教育訓練施設)
と勉強をする約束をしています。T先生、G先生
(別々の民間養護施設)と勉強をしています。
その他
・精神科医に特に最後に言いたいことがありますかと
問われ、息子は「先生は大変ですね」と言った。
医師は「人の批評ができるようになったのか。君は
立派だ。」と言われ、息子は「ありがとうございます」
と言い頭を下げた。
検査結果
検査結果は教育センターで複数回の会議を開き、後日文書にて自宅に送付される。その際、検査官と医師から障害の非該当はほぼ間違いないと言われた。
以 上
※ この記事内の写真はイメージ画像であり、本人とは一切関係ありません。
青島大明著『「気」の医学で難病・奇病を治す』でその他の自閉症や広汎性発達障害、精神発達遅滞などの改善症例が紹介されています。
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