なぜ気功を研究するのか ~世界医学気功学会 通訊 (6)
[世界医学気功学会会報 1999.11 No.8,9 大明気功会 主宰 (日本)青島 大明 ]
大雁功について語る前に、なぜ私は気功と縁が出来たのかについて話したいと思います。
1971年、第一掌骨と親指の間にヘルニアが出来たため、たいへん不自由な生活をしていました。北京のたくさんの病院で診察してもらいましたが、どの病院でも、口をそろえたように「手術する以外の方法はありません」と診断されました。1976年、私はある公園で気功按摩大師 賈永斌先生と偶然にめぐりあいました。四、五年間にわたる病気がたった3~5分で治りました。その時に私は気功が大変素晴らしいものであるということを確信しました。それ以降、私は賈先生の下で「三浴功」、気功按摩施術を勉強し、「不通則痛」の理論を理解しました。「不通」は血液や筋骨だけをさしているのではありませんが、経絡など幾つか非常に重要な臓器維持のための正常運行の要素も含んでいます。ヘルニア、便秘、鼻炎、耳鳴り、顔面神経麻痺などの病気は気功按摩施術により顕著な効果があります。
1980年、体に触れず病気を診察、施術することができるという気功法があることを聴きました。私は信じられない気持ちで気功大師 楊梅君先生を訪ねました。それから楊梅君先生と張文傑先生(楊梅君先生の孫)の下で大雁功を勉強し始めることになりました。 1982年来日以後、気功の研究を休まず続けており、幾つかの難病について研究、分析しています。例えば、肝臓病、舞踏病、脳血栓、脳溢血、振眼、幻聴、精神病、がん、ヘルニア、耳鳴り、ヒステリー、乱視、高血圧、心臓病、糖尿病など。現在、大雁功についての研究と同時に、黄茂祥先生などについて中医「*祝由科」も勉強、研究しており、もっと多くの方々の苦痛をとりのぞくため、私は出来る限り力を尽くすつもりです。
*祝由科:まじないによる霊や情報などの施術法。
以下は中国語版論文です。
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