「気功」で考える第六感、予知、虫の知らせ、正夢、あくび
「気功」の視点で、さまざまな生活習慣を考える
10)第六感、予知、虫の知らせを信じる
「気功」で考える第六感、予知、虫の知らせ、正夢、あくび
第六感、予知、虫の知らせと呼ばれるものは、いずれも情報の交換なのです。加えて正夢というものもありますが、これもまた情報交換です。人間は、特に寝ている時に経絡を無防備に開きます。その時に情報交換をしやすいのです。
いずれも人間の防衛本能がなす業だと思ってよいでしょう。「嫌な感じがする、だから避けたい、中止したい」と感じることはとても大切なことです。
特に人間は、心身が弱っている時にこそ本能力が働きます。そういう時に何かを感じたなら、避けるようにしたほうが賢明でしょう。
さて皆さんは、「あくびは移る」ということをどう捉えていますか。
実はこのあくびも、「気」の交換なのです。あくびをすることで、体内の「悪い気」を追い出すのです。人間は防衛本能がありますのから、「悪い気」を取り入れてしまったら、それを体内から追い払う作用が働きます。その作用のひとつが、あくびなのです。
またあくびは、「気」が不足して、「良い気」を身体に取り入れることを身体が欲している状態でもあります。その情報が伝播するのです。
ひとりが取り入れてしまった「悪い気」を、あくびをすることで追い出す。するとその「気」を、隣りの人が受け入れてしまい、またその人も防衛本能に則ってあくびをして追い払う。これが「あくびは移る」理由なのです。
同様に、咳やくしゃみも、「悪い気」を追い出す手段のひとつです。