「気功」で考える高血圧症
「気功」の視点で、さまざまな病気の克服を考える
3)脳卒中を起こす高血圧
「気功」で考える高血圧症
身体の中心を走っている「気」を通す経絡には、督脈(身体の後を通る脈)と任脈(身体の前を通る脈)の二つがあります。
督脈は身体の下から上に向かい、任脈は身体の上から下に「気」を通します。この二種類の主要な経絡の働きで、身体全体に「気」が繋がっているわけです。
私が「気」を調べた限り、脳内の血管に病気を持っている人は皆さん、何らかの原因で督脈がふさがり、上に「気」がまわらなくなっていることが分かりました。
とすれば、その止まっている部分を流れるようにしてやればよい。
気が上にも流れるようにすればよいのです。その結果、脳にはスムーズに血液が流れるようになりました。当然、血圧もたちまち下がります。
現代医学の薬は、詰まった血管を膨張させることで血圧を調整しようとしています。しかしそのやり方では、督脈が正常に働かず、脳の「悪い気」は放置され、「良い気」が届けられないため脳の血管は脆く詰まりやすくなるのです。また薬では、血圧の上の部分を下げることはできても、任脈を通じて心臓に「良い気」が送られないため、心臓の力を強めることはできず、血圧の下のほうを下げることはできません。これでは思い通りに血圧を正常化させることはできません。
私が行う「気」を通じさせる方法ですと、血管に負担をかけることなく、血圧の下の方も下げられるという利点があります。
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