「病気」とは何か
1.病気はすべて「不通則痛」
病気の原因はすべて、身体の中に通っていたものが通らなくなってしまったことにあります。
身体の中に通っているものとは、血管、神経、リンパ、筋肉、骨、経絡※などです。
これらが、なんらかの原因によって通らなくなってしまった状態、それが病気です。
血液が通らなくなれば血が足りなくなって、いろいろな支障が出てきます。神経が通わなくなれば動かなくなったり、感じなくなったりということになります。
しかし、血管も神経もリンパも筋肉も骨も大丈夫、それでも病気になっている人がいます。
そういう場合の多くは、経絡の不通が原因になっているのです。その上、経絡の不通は、血管や神経、リンパや筋肉、骨、臓器にまで影響するのです。経絡とは、体内の「気」の通り道です。経絡が詰まってしまうと「気」が通らなくなり、人は病気になってしまうのです。
「気」とは、生命のエネルギーだからです。
※ 経絡:身体の中の「気」の通り道を、中国医学では「経絡」と呼んでいます。
「経」は縦の幹線、「絡」は網の目状の支線と考えてください。
2.「悪い気」の入る場所、種類によって
病気の種類が変わってくる。
「悪い気」を受ければ、だれでも健康面にダメージを受けるのですが、「悪い気」がどこに入り込むか、どういう種類の「悪い気」かによって病気の種類が変わってくるのです。
例えば、「悪い気」が小脳に入ると、脳性麻痺になったり、大脳の深い部分に入った場合、記憶障害や認知障害に、分析する部分に入ると自閉症に、感情を司るところに入ると統合失調症に、生命力をコントロールする部分に入ると癲癇(てんかん)になったりする可能性があります。
このように「悪い気」が入る場所や種類によって症状が変わってくる。言い換えれば、「難病・奇病」と呼ばれている疾患も、その原因は「悪い気」にぶつかるということです。
だからこそ私は、「難病・奇病」といって差別してはいけないと思っているのです。
どんなに治療が困難であると言われている病気に対しても、また、どんなに軽い症状に関しても気功の考え方は変わりません。
3.「霊」とは・・・「霊感が強い人は病気になりやすい」
霊と言っただけで「怖い」と感じてしまい、「触れてはいけない」、「言ってはいけない」と思っている人が多い事と思いますが、決してそんなことはありません。
霊というのは、あくまでも情報の一種なのです。
情報ですから、必ず操作はできます。「霊」を悪い情報なのだと理解し、それによって引き起こされる病気を克服しようとすることが重要なのです。
「霊感が強い」と言われる人がいます。霊感が強いというのは情報を得る能力に長けているということですから、本来はいいことです。しかし同様に、悪い情報を取り入れてしまうことも多いということを忘れてはいけません。
霊感が強い人が病気になりやすいのはそのためです。
※ なお、気功とは何か、気・病気・気功の考え方について
もっと詳しくお知りになりたい方は、
青島大明著『病気がすべて治る「気」の医学』、
『からだを自分で変える「気」の医学』、
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『なぜ あなたの病気は治らないのか』
-霊から身を守る「気功」と「法術」の医学-
(講談社刊)
などの著書やこれまで取材された
メディア掲載記事などをご参照ください。